広報ふくさき 令和6年(2024年)11月号 7ページ ---------- 生活科学センターだより こんなメッセージが来たらどうしますか?  「〇〇銀行から重要なお知らせ。不正な取引が検出されたため、お客様の銀行口座の取引を一時的に制限しています。取引内容の確認はこちら」  このメッセージは消費者からお金や情報をだまし取る「フィッシング詐欺」です。1日になんと5億通以上も受信しています。 【フィッシング詐欺とは】  企業や官公庁、宅配業者などになりすまし、メールやSMS(電話番号宛に届くメッセージ)等を無差別に送付します。「重要」「緊急」「利用確認」などの言葉で不安にさせて「偽サイト」に誘導します。「偽サイト」で個人情報やクレジットカードなどの支払い情報を入力させて不正利用します。 【どうしたらいいの?】 ●相手に連絡しない。 ●リンク先にアクセスしない。 ●クレジットカードの情報を入力してしまったときは、すぐに金融機関に利用停止の連絡をしましょう。  他にも、うまい話を強調して投資商品を契約させる「投資詐欺」、副業サービス等を契約させる「副業詐欺」、警告表示や警告音を出してウイルスに感染したように見せかける「サポート詐欺」等があります。相手には連絡せずに、出てきた広告を消しましょう。 ◎突然のメッセージやウェブ広告はまず疑いましょう。広告に見えない広告もあります。 ◎行動する前に注意喚起情報等を調べましょう。 ◎疑問や困りごとは周りの人や消費生活センターなどに聞いて冷静な判断を心がけましょう。 【ネットを安全に使うための豆知識】 ★迷惑メールが多い!  携帯電話会社が提供する迷惑メールのフィルタリングを利用しよう。 ★ウイルス感染が心配!  ソフトやアプリを最新版にし、ウイルス対策ソフトを導入しよう。 ★クレジットカードの不正利用が心配!  「利用通知」や「利用上限額」を設定しよう。 ★ネットの買い物が不安! @信頼できるサイトかチェックしよう。  「電話や住所がない」「価格が極端に安い」「日本語が不自然」などの場合、偽サイトの恐れがあります。 A最終確認画面を確かめよう。  注文前の「最終確認画面」には契約条件が書かれています。内容をよく確認して、スクリーンショットを撮って保存しておきましょう。不安に思った時は消費生活センターに相談しましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977 秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 建設業の退職金なら けんたいきょう