広報ふくさき 令和7年(2025年)1月号 11ページ ---------- 20歳になったら国民年金  国民年金は、年をとったときや、病気・事故で障がいが残ったとき、家族の働き手が亡くなったときなどに、働いている世代みんなで支えようという考えで作られたしくみです。20歳の誕生日から概ね2週間以内に、日本年金機構から国民年金加入のお知らせが届きます。 国民年金のポイント  日本国内に住民票のある20歳から60歳までの人が加入する制度です。第1号被保険者(自営業者、学生、フリーター等)の令和6年度の保険料額は月額16980円です。  年をとったときの老齢年金のほか、病気や事故で障がいが残ったときの障害年金や、加入者が死亡したときの遺族年金があります。 保険料が猶予・免除される制度があります ★学生納付特例制度  学生は、所得が一定額以下の場合、申請により保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」があります。 ★保険料免除制度・納付猶予制度  収入が少ないために保険料の納付ができない場合、申請をすれば保険料が免除・納付猶予される制度があります。  申請をしないまま保険料が未納となっていると、老後に年金を受けられなくなったり、急な傷病で障がいが残ったときに障害年金を請求できなくなる等の事態を招きます。保険料の納付が困難なときは、免除・納付猶予制度を利用しましょう。 問い合わせ先  姫路年金事務所 電話079・224・6382  ほけん年金課(内線379) ---------- 「障害者控除対象者認定書」の交付について  65歳以上の人は、障害者手帳の交付を受けていなくても、要介護認定の状況によっては障害者控除の対象となる場合があります。  障害者控除には『特別障害者控除』と『障害者控除』があり、各年12月31日時点での要介護度と、認定調査票の内容(高齢者日常生活自立度)をもとに判定します。  障害者控除を受けるためには、確定申告時に「障害者控除対象者認定書」が必要となりますので、事前に申請をしてください。認定された人には、後日「障害者控除対象者認定書」を交付します。 要介護4・5の場合は、『特別障害者控除』の対象となります。 要介護3の場合は、認定調査票の高齢者日常生活自立度により、『特別障害者控除』か『障害者控除』どちらかの対象となります。 要介護2以下の場合は、認定調査票の高齢者日常生活自立度により、『障害者控除』の対象となる可能性があります。 問い合わせ先 健康福祉課 介護保険係(内線364) ---------- 使用済小型家電回収ボックスをご利用ください  使用済小型家電には鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタルといった有用な金属がたくさん含まれており、リサイクル可能な貴重な資源です。町内5か所に専用回収ボックスを設置しておりますので、ご家庭で不要になった小型家電がありましたら回収にご協力ください。 専用回収ボックス設置場所は、役場庁舎、文化センター、図書館、ライフ福崎店、八千種研修センターです。 対象品目は、35センチかける20センチの投入口に入る使用済小型家電で、携帯電話、ノートパソコン(※データ消去済みのもの)、デジタルカメラ、ゲーム機、電卓、USBメモリ、ICレコーダー、ラジオなどです。 (住民生活課) ---------- 令和7年4月1日から JR運賃精神障害者割引制度が開始されます  割引制度は、「第1種」(精神障害者保健福祉手帳「1級」)または「第2種」(精神障害者保健福祉手帳「2級・3級」)の記載がある、兵庫県が交付する精神障害者保健福祉手帳を持つ人が対象で、令和7年1月から精神障害者保健福祉手帳の新規申請または更新の手続きをすると「第1種」または「第2種」の記載がある手帳が発行されます。  記載がない場合は、役場福祉課に精神障害者保健福祉手帳をご持参ください。お持ちの手帳に「第1種」または「第2種」のスタンプを押印します。 第1種精神障害者とその介護者は、普通乗車券・定期乗車券・回数乗車券・普通急行券が5割引に、第1種および第2種精神障害者(単独)は、片道の営業キロが100キロを超える普通乗車券はが5割引になります。   既に割引制度が導入されている鉄道会社があります。詳しくは、利用する各鉄道会社に直接お問い合わせください。 問い合わせ先 福祉課 町民福祉係(内線365)