広報ふくさき 令和7年(2025年)1月号 2ページ ----------   新年のごあいさつ 福崎町長 おさき よしはる  あけましておめでとうございます。  皆様には令和7年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。  昨年は、全国消防操法大会が宮城県で開催され、小型ポンプの部に福崎町庄分団が兵庫県代表で出場し、みごと準優勝を収めました。たゆまぬ訓練の成果であり、福崎町の安全安心を守るため日夜努力している福崎町消防団に心から感謝とお礼を申し上げます。  また、手話言語条例を昨年10月1日から施行しています。ろう者はもちろんですが、聞こえる方にとっても手話が大切な言語であることを広く周知し、誰もが安心して暮らしていける町を築いていきたいと考えています。  手話言語条例制定のきっかけは、全国手話ダンス甲子園です。昨年は第2回大会をエルデホールで開催しました。手話ダンスは障がいのあるなし、性別、国籍、年齢にかかわらず、誰もが参加できます。手話とダンスが一体となったエネルギーは観る者を惹きつけ、感動を呼び起こします。今年もエルデホールでの開催を予定していますので、ぜひご覧いただきたいと思います。  今年は日本民俗学の父 柳田國男先生の生誕150年にあたる記念の年です。柳田國男先生の顕彰に改めて取り組みたいと考えています。著書『故郷七十年』に「私の家は日本一小さい家だ」と記されています。福崎町にはその生家や柳田國男・松岡家記念館、先生が幼い頃に預けられた大庄屋三木家などがあります。また、先生が体系的に研究された妖怪たちは福崎町のPRに大きく貢献してくれています。  今年は、大阪・関西万博が大阪夢洲で開催されます。多くの外国人の方々が関西にお越しになりますが、妖怪好きの方も多いと聞いています。兵庫県下の市町では、さまざまなフィールドパビリオンが開催されますが、国内外を問わず、福崎町まで足を運んでいた だいた方々をおもてなしの心でお迎えしたいと思っています。  結びに、皆様にとって実り多い年となりますように祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。 福崎町議会議長 まえかわ ひろかず  福崎町の皆さま、明けましておめでとうございます。  町民の皆さまには、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。  また、日頃から福崎町議会に対しまして、深いご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。  昨年は、7月にパリ五輪が開催されました。開幕早々からメダルラッシュに沸き、メダル獲得総数は、海外で開かれたオリンピックとして過去最多を更新し、スポーツ界が大いに盛り上がりました。 一方、福崎町では、「消防団の甲子園」とも呼ばれている全国消防操法大会が宮城県で開催され、兵庫県大会7連覇中の福崎町消防団庄分団が代表として出場し、準優勝という輝かしい成績を収められました。  また、遠野市との友好都市共同宣言10周年を記念して、町議会と遠野市議会が協力し、福崎町名産のもち麦と遠野市名産のホップを使用したクラフトビール「カッパエール」を造りました。数量限定で観光交流センター、もちむぎのやかたと文珠荘で販売していますので、ぜひご賞味ください。  議会においては、昨年、全議員にタブレット端末を配付するなど、本会議や委員会における資料のペーパーレス化を進めています。会議資料等をデータ化することで、業務の効率化とコスト削減を目指します。  また、災害・防災対策の充実強化などについて、国・県に対し、要望活動を積極的に実施し、実現に向けて一歩でも近づけるよう努力を続けてまいります。  福崎町におきましても、人口減少や少子高齢化は顕著であります。「活力にあふれ 風格のある 住みよいまち」の実現に向け、私たち議会議員は、町民の多様な意見を把握し、町政に反映してまいります。  結びに、巳年は新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年だと言われています。本年も皆さまが心も体も健康で、幸せに暮らせる素晴らしい年となることを祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。