広報ふくさき 令和7年(2025年)4月号 10ページ ---------- 令和7年度予算のあらまし@ 令和7年度予算は、一般会計113億1700万円(前年度比13・9%増)、総額181億2209万5千円(前年比6・3%増)で可決されました。 町長提案説明の抜粋。  令和7年度予算は、大変厳しい財政状況において、行政改革を反映した予算としています。  主な事業の1点目は、「子育て支援と教育環境の充実」です。中学校の給食費の無償化を行い、給食材料代高騰分の町費負担も継続します。また、小・中学校体育館の空調設備整備事業に取り組みます。  2点目は、「災害のない安全・安心のまちづくり」です。すぎたに第2雨水幹線工事は完了の目処がつき、かわすそ雨水幹線工事は引き続き計画的に進めます。緊急浚渫推進事業により西谷川の土砂撤去を実施します。  3点目は、「JR福崎駅へのアクセス道路の強化」です。福崎駅田原線、千束新町線の道路新設改良事業を着実に進めます。  4点目は、「広域行政施設の整備」です。新ごみ処理施設建設事業と中播消防署の建替事業は神崎郡3町広域での合意事業として確実に進めます。  各課が取り組む主な事業は次のとおりです。 【総務課】  柳田國男生誕150年を記念して、山桃忌にあわせて柳田國男ゆかりサミットを開催します。 【企画財政課】  行政事務効率化のため、自治体情報システム標準化事業に継続的に取り組みます。また、第7次行政改革大綱・実施計画を策定します。 【税務課】  窓口収納の効率化を図るため、セミセルフレジを導入します。 【地域振興課】  夏まつりは第50回を記念して、特別ステージを開催します。秋まつりは柳田國男生誕150年を記念して、和製演劇サーカスを上演します。  ふるさと応援寄附金事業では、プロジェクトチームとともに、更なる寄附額の増収を図ります。  観光振興では、辻川山公園の整備とガジロウの更新、観光交流センターのレンタサイクルの更新や妖怪ベンチを増設します。また、もちむぎの販路拡大やPR活動など「もちむぎブランド化事業」を展開します。 【住民生活課】  防犯対策のため、防犯カメラを計画的に設置します。  交通安全対策では、通学路のカラー塗装や凍結防止ミラーを計画的に設置します。  消防では、「消防団あり方検討委員会」の提言内容に基づき、団員定数や女性消防団員の加入促進など消防団の活性化について検討を進めます。 【福祉課】  手話言語条例関連事業として、町民向け手話講座の開催や手話ダンスチームの育成等を実施します。  基幹相談支援センター事業では引き続き、生きづらさを抱えた大人の居場所づくり事業に取り組みます。 【ほけん年金課】  保健センター内に設置した、こども家庭センターでは、子ども・妊産婦などへのサポートプランを作成し、計画的、効果的に支援を実施します。  予防接種事業では、帯状疱疹ワクチンが定期接種になったため、対象者に周知広報を行います。 【農林振興課】  西治ヤケヌケ井堰改修工事、西光寺野かんがい排水路改修工事の実施設計を行います。  高岡福田地区ほ場整備事業を推進するとともに、山崎地区ほ場整備事業の実施設計に着手します。  ため池整備事業では、宮の池の改修工事を実施するとともに、直谷池の実施設計に着手します。 【まちづくり課】  道路整備事業では、通学路の安全対策として大貫山田線の道路改良事業を引き続き推進します。  また、道路安全対策として、リース方式により、全ての道路照明のLED化に取り組みます。  空家対策では引き続き、空家活用支援事業補助及び特定空家等除去事業補助を実施します。 【学校教育課】  中学校の休日部活動について、地域人材による部活動指導員を配置します。  「ギガ第2期」で使用するデジタル端末を更新し、個別最適な学びと協働的な学びの充実を推進します。  小学校に不登校指導員を増員し、増加する不登校児童生徒への対策を強化します。 【社会教育課】  第46回さんとうきは、「柳田國男生誕150年 こきょうから」と題して式典、講演、シンポジウム及び「ひょうご民俗芸能祭」を開催します。  青少年野外活動センターでは、熱中症などを予防するため、山小屋に空調設備を設置します。 【上下水道課】  水道事業では、八反田水管橋耐震補強工事及び三ノ宮配水池送配水管更新工事を継続して実施します。  工業用水道事業では、なぐさがわ水管橋更新工事に着手します。  下水道事業では、農業集落排水の公共下水道への統合に着手します。