広報ふくさき 令和7年(2025年)4月号 21ページ ---------- 保健センターだより 444号 2ページ目 ---------- 子宮頸がん(HPV)ワクチンキャッチアップ接種が、下記のとおり令和8年3月31日まで延長されます。対象の人は、医療機関に予約をして、接種を完了してください  予防接種を受けることで、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことができます。接種については、厚生労働省ホームページ等をご覧いただき、ご検討ください。 キャッチアップ接種の対象者は、平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性で、令和7年3月31日までにHPVクチンを1回以上接種した人です。 接種回数は、残りの回数で、接種費は無料です。 厚生労働省のホームページでは、HPVワクチンに関する情報をご案内しています。 ---------- 令和7年度 町ぐるみ健診意向調査票兼申込書はもう提出されましたか。  意向調査票兼申込書は、水色の封筒で世帯主宛に郵送しています。お早めの提出をお願いします。  書類は保健センター窓口においているほか、町ホームページからもダウンロードできます。 ※健診は必ず事前の申し込みが必要です ---------- 保健センター4月定例行事予定(場所)保健センター。 一般健康相談、14日(月曜日)、午前9時30分から11時まで、対象 一般希望者。 母子健康手帳交付、月曜日から土曜日、午前8時30分から午後5時15分まで、対象 妊婦。 すくすく相談、14日(月曜日)、午前10時30分から11時30分まで、対象 乳児希望者。 すくすく相談、14日(月曜日)、午後1時30分から3時まで、対象 幼児希望者。 3か月児健診、23日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和7年1月生まれの乳児。 4か月児健診、22日(火曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和6年12月生まれの乳児。 7か月児のまんまクラブ、9日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和6年9月生まれの乳児。 10か月児のあばばクラブ、23日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和6年6月生まれの乳児。 1歳お誕生相談、14日(月曜日)、午前9時30分から10時まで、対象 令和6年4月生まれの乳児。 3歳児健診、16日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和3年12月、令和令和4年1月生まれの幼児。 こころのケア相談、9日(水曜日)、午前9時30分から午前11時まで、原則予約制、対象 一般希望者。 ---------- 予防接種 *ヒブ・小児用肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルス・四種混合・五種混合・水痘(水ぼうそう)・日本脳炎・二種混合の予防接種は、接種間隔に気をつけましょう。 *麻しん風しん混合(MR)予防接種は、接種期間が1年間です。忘れず早めに接種しましょう。 1期(1歳から2歳の間)2期(就学前1年の幼児) *予防接種は、事前に医療機関へ電話予約してから受けましょう。 ---------- 町のせんせい『健康ひとことコラム』第65回。 『いつまでも自分らしく』おおにしクリニック おおにし さよこ 先生。  健康長寿であるためには、どのようにすれば良いでしょうか。  まず、現在の自分の健康状態を知るために健康診断を受けましょう。一般的には町ぐるみ健診や会社の健康診断、特定健診などが受けやすいと思います。そして、健診を受けるだけではなく、結果に対してのフォローも必要です。特に精密検査や再検査を受けるように指摘された場合は、必ず医療機関を受診しましょう。生活改善を指摘された場合は、現在の生活を見直し、適切な時期に再度必要な検査を受けましょう。  持病がある方は、なるべく生活の質を維持、向上したいという思いがあるでしょう。主治医に治療を任せきりにするのではなく、ご自身の思いを伝え、相談するようにしましょう。そうすることで意向に沿った医療の選択をすることができます。(保険診療を行う場合は、規則を遵守する必要があるため、希望通りにはできない場合もあります。)  また、病気の状態によっては、病気の治癒を主体にするのではなく、意思決定を尊重したケアを支援していく必要がある場合があります。ただ、意思疎通ができなくなってからでは、ご自身の思いを伝えることはできません。どの世代であっても、日頃からどのような医療を受けたいか大まかな希望を身近な人に伝えておくことが大切です。ケアを支援していくためには、介護サービスも重要となってきますので、地域包括支援センターを利用するなど介護の相談をできる環境を整えることも大切と思います。  まずは、病気の予防をしっかり行い、持病がある場合は、希望に沿った治療やケアを受けることで心身ともに安定した生活を送りましょう。 写真=おおにしクリニック