広報ふくさき 令和7年(2025年)5月号 7ページ ---------- 自動音声ガイダンスによる不審な電話にご注意  自動音声の電話がかかってきて、身に覚えのない未納料金を請求されたり、個人情報を聞き出したりする相談が多く寄せられています。 【事例1】  自宅の電話に国の機関を名乗り「重要なお知らせです。2時間後にすべての通信サービスが止まります。1を押してください」と自動音声が入った。ガイダンスの案内に従って電話器を操作したら「未納料金があり、支払わないと裁判になる」などと説明されプリペイド型電子マネーによる支払いを請求された。 【事例2】  携帯電話に自動音声で大手通信関連会社を名乗り「未納料金があるため、確認する場合は1を押してください」と電話があった。ガイダンスに従って番号ボタンを押したところオペレーターにつながり、生年月日と名前を言ったら電話が切れた。 料金の請求の他、氏名や生年月日等の個人情報を聞き出します。 未納料金を支払わないと「裁判になる」「法的措置をとる」等と説明し、不安をあおったりします。 支払い方法として、コンビニで電子マネー(ギフトカード)を複数枚購入し、裏面に記載されている番号を読み上げるよう指示したりします。 守秘義務があるので他の人に話してはならないと説明したり、コンビニの店員から声を掛けられた際の返答内容まで具体的に指示する場合もあります。 国の関連機関や大手通信会社は、消費者に対して未納料金を電話で請求することはありません。また、「+」から始まる電話番号(国際電話番号等)を使って消費者に連絡することもありません。 【アドバイス】 心あたりのない料金請求は無視しましょう。 非通知や知らない電話番号には出ない、掛け直さないことが大切です。 「何か変だな」と感じたら電話を切りましょう。 「コンビニで電子マネーを購入して、カード番号を教えろ」は典型的な詐欺の手口です。電子マネーの裏面に記載されている番号を相手に伝えることは、購入した電子マネーの価値を全て渡すことと同じです。後になって気付いても、取り戻すことは非常に困難です。 公式のウェブサイトで注意喚起がされていないか確認しましょう。国の機関や大手通信関連会社の名称を告げられても、鵜呑みにせず、自分で調べて確認しましょう。 「おかしいな」と思ったら、一度電話を切り、誰かに相談しましょう。「料金が未納」「裁判になる」などの文言は、冷静さを奪い、困惑させるものです。一人で判断することなく、家族や知人等誰かに相談しましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 福崎町エコスタイル・キャンペーンについて 実施期間は、5月7日(水曜日)から10月31日(金曜日)。 期間内は、町職員は品位を損なわない範囲での軽装・ノーネクタイとし、5月と10月は原則として冷房は行いませんので、ご理解とご協力をお願いします。 (総務課)