広報ふくさき 令和7年(2025年)6月号 20ページ ---------- 保健センターだより 446号 1ページ目。 今年も町ぐるみ健診を実施します(申し込み受付中) がん検診等の無料クーポン券が届いた人、この機会にぜひ!!追加申し込みも可能です。 ---------- 受けよう検診! 福崎町では、がんの早期発見・早期治療のため、各種がん検診を行っていますが、検診受診率はまだ低い状況です。多くの人に受診していただけるように「子宮頸がん検診無料クーポン券」「乳がん検診無料クーポン券」「節目検診無料クーポン券」を発行します。届いた人は、この機会にぜひ受診してください。 女性がん検診無料クーポン対象者(年齢は令和8年4月1日現在) 21歳 平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれ 受けられる健診 子宮頸がん検診 26歳 平成11年4月2日から平成12年4月1日生まれ 受けられる健診 子宮頸がん検診 31歳 平成6年4月2日から平成7年4月1日生まれ 受けられる健診 子宮頸がん検診 36歳 平成元年4月2日から平成2年4月1日生まれ 受けられる健診 子宮頸がん検診 41歳 昭和59年4月2日から昭和60年4月1日生まれ 受けられる健診 子宮頸がん検診・乳がん検診 ※女性がん検診のクーポン券は、集団検診と指定医療機関での個別検診のどちらでも使用できます。 節目健診無料クーポン対象者(年齢は令和7年4月1日現在) 21歳 平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれ 受けられる健診 歯科 31歳 平成6年4月2日から平成7年4月1日生まれ 受けられる健診 歯科 40歳 昭和60年4月2日から昭和61年4月1日生まれ 受けられる健診 歯科 41歳 昭和59年4月2日から昭和60年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・肝炎ウイルス・歯科 46歳 昭和54年4月2日から昭和55年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・肝炎ウイルス・歯科 51歳 昭和49年4月2日から昭和50年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・前立腺がん(男)・肝炎ウイルス・歯科 56歳 昭和44年4月2日から昭和45年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・前立腺がん(男)・肝炎ウイルス・歯科 61歳 昭和39年4月2日から昭和40年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・前立腺がん(男)・肝炎ウイルス・歯科 66歳 昭和34年4月2日から昭和35年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・前立腺がん(男)・肝炎ウイルス・歯科 71歳 昭和29年4月2日から昭和30年4月1日生まれ 受けられる健診 胃がん・大腸がん・乳がん(女)・子宮頸がん(女)・前立腺がん(男)・肝炎ウイルス・歯科 ※節目検診のクーポン券が使用できるのは、福崎町が実施する集団検診のみです。 ※なお、乳がん検診に限り、指定医療機関での個別検診にも使用できます。受診の際には、個別検診用クーポン券が必要です。ご希望の方は保健センターへ連絡ください。 ---------- 第66回 町のせんせい「健康ひとことコラム」 「とびひの話」三宅皮膚科医院 みやけ ひでゆき 先生  今回は夏に子どもによくみられる「とびひ」の話をします。とびひの正しい病名は「伝染性膿痂疹」といい、細菌が皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。かきむしった手を介して水ぶくれがあっという間に全身に広がるようすが、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、とびひと呼ばれています。  とびひには水ぶくれができるもの(水疱性膿痂疹)とかさぶたができるもの(痂皮性膿痂疹)の2種類があり、夏に子どもにみられるとびひの多くは水疱性膿痂疹で、黄色ブドウ球菌が原因です。この菌は健康な人の皮膚や鼻の中にいる常在菌で、虫さされやあせもをかいてできた傷口から皮膚に入り込みとびひを起こします。とびひでできた水ぶくれは破れてただれてしまい、そこをかいた手で体の他の部分をさわると症状が体のあちこちに広がります。普段から汗をかいた後や運動後はシャワーで汗や汚れを落とし、さらに爪を短く切り、手をよく洗う習慣をつけることが大事です。とびひの時は患部をかいたりせず、また他の人にうつさないようタオルや衣類は共用しないようにしましょう。とびひになっていても原因となる細菌を減らすため、入浴して皮膚を清潔に保つことも大切です。患部はこすらず、石けんをよく泡立て、泡で丁寧に洗い、シャワーでよく流しましょう。  とびひの治療には原因となる細菌を退治する抗生物質ののみ薬、ぬり薬を使います。とびひはひどくなる前に治療を始めると、より早く治すことができます。気になる症状があれば早めに皮膚科や小児科を受診しましょう。