広報ふくさき 令和7年(2025年)7月号 16ページ ---------- 農業委員会だより ---------- 農地の適正な管理をお願いします  近年、農業者の高齢化や農業人口の減少などにより遊休農地が増加傾向にあります。農地が遊休化すると雑草・雑木が生い茂り、病害虫や火災の発生原因となる恐れがあります。また、有害鳥獣の隠れ場所や、廃棄物等の不法投棄の場所となることも考えられ、周辺農地や近隣住民に悪影響を及ぼします。  農地の所有者及び耕作者には、農地を適正に管理する責務があります。これからの季節は、雑草等の成長が早くなり、病害虫や鳥獣被害も発生しやすくなりますので、早めに草刈りをするなど、農地を適正に管理しましょう。 農業委員会は荒廃農地の解消に努めています  農業委員会では、毎年8月に農地パトロールを行っています。農地パトロールで判明した遊休農地については、土地所有者等に営農の指導や利用意向調査を行い、農業上の利用の増進を図ります。 問い合わせ先 福崎町農業委員会事務局(農林振興課内・内線315) ---------- みのりある暮らしでもっと豊かに ともにつくろうともにたべよう 西播磨地区生活研究グループ交換大会 日時 8月6日(水曜日)午後1時から(開場は午後0時15分から) 場所 エルデホール 内容 特産もち麦を使った商品やお味噌等の販売(マルシェ)、事例発表、講演など  田んぼや畑は目にするけど、地域で誰がどんな風に農業をしているか知らない人も多いのではないでしょうか。この機会に地域の農業を知っていただき、生活に「農」を取り入れてみませんか。夏休み中の開催ですので、小中学生の親子での参加も歓迎します。 主催者 姫路神崎生活研究グループ連絡協議会 後援 福崎町、福崎町教育委員会、姫路・光都・龍野各農業改良普及センター 申し込み先 姫路農業改良普及センター地域課 電話079−281−9561 ---------- 食育通信  もっと!知ってほしいもち麦のこと  今年も無事にもちむぎの収穫が終わりました。もち麦の収穫期は短いため、天気や麦の状態を見極めつつ一気に刈り取りを行いました。  また、5月26日に福崎小学校の3年生、6月5日に八千種小学校の3年生がそれぞれ認定農業者のうえおか あさいちさん、農事組合法人鍛冶屋営農組合のうえだ たかとしさんのご協力のもと、もち麦の収穫体験を行いました。鎌を使って丁寧に刈取っていました。  この体験を通じて、地域農業や農産物、食べ物への意識がより高まることを願っています。 (農林振興課) 写真1=福崎小学校 写真2=八千種小学校