広報ふくさき 令和7年(2025年)9月号 18ページ ---------- 保健センターだより 449号 9月は寒暖差や気圧の変化で自立神経が乱れやすく、体調を崩しやすい時期です。  ・栄養バランスのよい食事を心がけ、特にビタミンB群を摂りましょう。  ・適度な運動を習慣化し、散歩や軽い体操から始めてみましょう。 ---------- 9月は「世界アルツハイマー月間」です 1994年、「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は世界保健機構(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓発を実施しています。  また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、さまざまな取り組みを行っています。 ●「認知症サポーター養成講座」を受けてみませんか?  認知症になっても安心して暮らせる地域をつくるために「認知症サポーター養成講座」を開催しています。認知症の正しい理解・啓発のための養成研修を受けた「キャラバン・メイト」が各地に出向き、「認知症とは何か?」「どのように接すれば良いか?」などについて、わかりやすく説明します。 対象 おおむね10人以上のグループや団体 内容 認知症の基礎知識・対応方法 など ●認知症高齢者等見守り・SOSネットワーク事業やGPS機器端末貸与事業を利用しませんか?  行方不明になったときのために、名前や本人の写真などの情報をあらかじめ登録していただくことで、町、警察署、地域包括支援センターで情報共有し、緊急時の対応に備えます。また、GPS端末機の貸与に係る初期費用等を町が負担します。  詳しくは福崎町ホームページをご覧いただくか、下記までお問い合わせください。 申し込み・問い合わせ先 地域包括支援センター 電話22−0560(内線357から359) ---------- 9月は「食生活改善普及運動月間」です  厚生労働省では、「まずは毎日、あと一皿ずつ野菜と果物をプラス」を基本テーマとし、「野菜摂取量の増加」、「果物摂取量の改善」、「バランスのよい食事を摂っている者の増加」等に向けた取り組みを強化するため、9月1日から9月30日までの1か月を「食生活改善普及運動」の期間と定め、全国的に普及啓発を展開しています。 ●野菜の摂取量は年々減少しており、特に20から30代で少ない状況です。  野菜を多く食べると高血圧や糖尿病を予防する効果があります。野菜に含まれるカリウムは血圧を正常に保つほか、野菜をよく噛んで食べると血糖値の上昇が抑えられると言われています。 ●果物の摂取も低下傾向で、20から40代では半数以上が食べていません。  果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消、生活習慣病予防、免疫力向上など健康維持効果が期待できます。1日200グラム以上を目安に摂取をおすすめしますが、糖分も多く含まれるため食べ過ぎには気をつけましょう。  食事に野菜・果物をまずは一皿追加してみませんか。毎日の食事に取り入れ、適切な食生活につなげましょう。 食に関する相談  福崎町保健センター 食育推進係 電話22−0560(内線361)