広報ふくさき 令和7年(2025年)10月号 17ページ ---------- 決算の分析から見るまちの財政状況 その2 (3)基金残高の推移 ◆基金の概要 財政調整基金とは、予測できない収入の減少や、支出の増加に備えて積み立てておく基金です。 特定目的基金とは、ふるさと応援基金、農業農村活性化基金、福祉基金など、特定目的のために積み立てておく基金です。 定額運用基金とは、土地開発基金や用品調達基金など、定額の資金で事業や事務を運営する基金です。  特定目的基金のうち、ふるさと応援寄附金を、ふるさと応援基金に1億1,400万円積み立てました。また、減債基金は令和6年度2,900万円取り崩し、3,800万円積み立てました。  財政調整基金は令和4年度1億3,400万円、令和5年度2億3,300万円、令和6年度は2億9,000万円の取り崩しで、3年連続の取り崩しとなりました。 内訳 財政調整基金 令和4年度15億円、令和5年度 12億6,800万円、令和6年度 9億7,900万円、 特定目的基金 令和4年度5億3,900万円、令和5年度 5億2,300万円、令和6年度 5億1,400万円、 定額運用基金 令和4年度5億5,300万円、令和5年度 5億5,300万円、令和6年度 5億5,300万円、 各年度の3月末人口で計算した住民1人当たりの基金残高 令和4年度138,373円、令和5年度 125,428円、令和6年度110,738円 (4)地方債残高の推移 (全会計) ◆地方債の概要 地方債は公共施設の建設など、一時的にたくさんのお金が必要な場合に借入するもので、次年度以降償還していきます。償還に対して地方交付税で措置されるものもありますが、地方債残高が多くなれば次年度以降の償還金の返済額が多くなり財政を圧迫していく要因となります。一般会計等では地方債残高が令和元年度まで年々増加していましたが、令和2年度以降新規借入の減により、令和3年度は1億6,400万円の減、令和4年度は5億7,200万円の減、令和5年度は4億7,500万円の減となっていましたが、令和6年度は新規借入の増により2,500万円の増となりました。なお、借入額の全額が普通交付税に算入される臨時財政対策債が地方債残高の約3割を占めています。 公営企業会計では、下水道事業会計は下水道の整備により地方債残高が約115億6,100万円まで増加していましたが、平成25年度からは減少に転じ、令和6年度は2億99,500万円の減となっています。水道事業会計は1億300万円増加、工業用水道事業会計は400万円増加しています。 地方債残高の過去3年間の推移 全会計の総額 令和4年度208億9,600万円、令和5年度 201億8,800万円、令和6年度200億2,500万円 内訳 一般会計等 令和4年度107億7,700万円、令和5年度 103億200万円、令和6年度 103億2,700万円 水道事業会計 令和4年度8億5,400万円、令和5年度 9億700万円、令和6年度10億1,000万円 工業用水道会計 令和4年度2億4,400万円、令和5年度 2億3,500万円、令和6年度2億3,900万円 下水道事業会計 令和4年度90億2,100万円、令和5年度 87億4,400万円、令和6年度84億4,900万円 各年度の3月末人口で計算した住民1人当たりの地方債残高 令和4年度1,115,524円、令和5年度1,080,265円、令和6年度1,083,838円 ---------- 10月マイナンバーマイナンバーカード 日時 10月26日(日曜日)午前9時から正午 場所 住民生活課 開設日直前の金曜日午後5時までに事前に電話予約をお願いします。 個人宅など出張申請受付 無料  マイナンバーカードの申請で、役場にお越しいただくことが困難な人を対象に、職員がが個人宅、 福祉施設、病院等へお伺いし、写真撮影から申請受付までを行います。 ※自宅以外への出張申請を希望する人は、事前に施設等の了承を得てください。 予約・問い合わせ先 住民生活課 町民窓口係  電話0790−22−0560(内線373・374) ★平日に電話での予約が難しい人は、メールでお問い合わせください。 メールアドレス jumin@town.fukusaki.lg.jp