広報ふくさき 令和7年(2025年)10月号 19ページ ---------- 国民健康保険 交通事故などで病院にかかるときは届け出を  交通事故や傷害事件などで第三者(加害者)から傷病を受けた場合でも、国保を使って医療を受けることができます。ただし、その場合には「第三者行為による傷病届」の提出が必要です。  本来、治療費は加害者が支払うものですが、一時的に国保が立て替え、後から加害者に請求します。 ■届け出に必要なもの  ・第三者行為による傷病届  ・事故発生状況報告書・同意書・誓約書  ・交通事故証明書(コピー)  ・保険証・本人確認書類(免許証等) 国保が使えなくなる場合があります  届け出前に加害者から治療費を受け取るなど、示談を済ませてしまうと、国保が使えなくなる場合があるので注意が必要です。示談をする場合は、事前に国保医療係に連絡し、示談成立の場合は、すみやかに示談書の写しを提出してください。また、治療が完了・中止したときは必ずご連絡ください。 問い合わせ先  ほけん年金課 国保係(内線355・379) ---------- 国民年金 年末調整・確定申告まで大切に保管を 「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が送付されます  令和7年中の国民年金保険料の納付額を証明する書類(控除証明書)が、10月下旬から順次送付されます。  国民年金保険料は、社会保険料控除の対象です。控除を受けるためには、年末調整や確定申告の際に、この控除証明書(または領収書)を添付してください。  控除の対象となるのは、その年の1月から12月の間に納付した保険料です。また、家族の国民年金保険料を納付した場合、納付した人がその保険料額を申告できます。 郵送の場合の「控除証明書」の送付時期(※電子送付の場合は郵送より半月程度早く送付されます)  ■1月1日から9月30日の間に保険料を納付した人は、10月下旬から11月上旬  ■10月1日から12月31日の間に今年はじめて保険料を納付した人は、令和8年2月上旬 控除証明書は、イータックスで利用できる電子版の交付も行っています。郵送よりも早く受け取ることができ、簡単に確定申告ができます。マイナポータルから「ねんきんネット」にログインし、電子送付希望の登録をすると、マイナポータルの「お知らせ」で電子版を受け取ることができます(登録をすると郵送されなくなります)。 問い合わせ先(再発行の手続きなど) ねんきん加入者ダイヤル 電話0570−003−004(ナビダイヤル) 050から始まる電話でかける場合 電話03−6630−2525 ---------- 後期高齢者医療制度のお知らせ 窓口負担割合の見直しに伴う配慮措置が終了します  2割負担の人には、令和4年10月1日から3年間、1か月あたりの外来での自己負担額の増加を抑える配慮措置が適用されていました。この配慮措置が、3年間の期間経過に伴い、令和7年9月30日をもって終了します。 2割負担の人の外来自己負担額  ■令和4年10月1日から令和7年9月30日まで(配慮措置期間)  1割負担のときと比べたときの自己負担額の増加が最大3,000円までとなるように措置されていました。  ■令和7年10月1日から(配慮措置終了後)自己負担額は2割となります。 問い合わせ先 ○ほけん年金課(内線379) ○兵庫県後期高齢者医療広域連合事務局(コールセンター代表) 電話078−326−2021 ○厚生労働省コールセンター 電話0120−117−571(フリーダイヤル)