広報ふくさき 令和7年(2025年)10月号 26ページ ---------- 保健センターだより 450号 ---------- インフルエンザ・新型コロナウイルス予防接種のお知らせ 1歳から中学3年生までのお子さんを対象にインフルエンザ予防接種、65歳以上の高齢者を対象にインフルエンザ及び新型コロナウイルス予防接種費用の助成を行います。 インフルエンザ予防接種は、インフルエンザにかかる可能性を減らす、かかっても重症になることを防ぐことが期待されています。予防接種を希望する人は、インフルエンザが流行する前の12月中旬ごろまでに接種しましょう。助成回数は当該年度に1回です。 また、新型コロナウイルス予防接種が定期化され、高齢者等を対象に毎年度秋冬に1回公費負担で予防接種が受けられるようになっています。詳細は下記のとおりです。 子どもインフルエンザ(任意) 助成期間 令和7年10月1日から令和8年1月31日 対象者 1歳(接種日年齢)から中学3年生まで 費用 2,000円を上限に助成、差額を負担 ※生活保護世帯のお子さんは全額助成 回数 当該年度に1回 接種方法 「子どもインフルエンザ予防接種助成金(代理受領委任払)申請書兼請求書」・予診票(裏表1枚)を郵送しています。 @町が指定する医療機関で接種する場合  申請書と予診票を提出して接種してください。支払いは、本来の接種費用から助成額2,00円を差し引いた額となります。 A指定する医療機関以外で接種する場合  接種費用の全額を支払った後、領収書等必要書類を添えて、保健センターで手続きをしてください。後日助成額2,000円を口座に振り込みます。 高齢者インフルエンザ(定期) 助成期間 令和7年10月20日から令和8年1月31日 対象者 接種日年齢65歳以上または60歳以上で心臓等に障害を有する人 費用 1,500円を負担 ただし、住民税非課税世帯・生活保護世帯は全額助成 回数 当該年度に1回 接種方法 10月中旬、対象者に予診票(水色)を発送します。 @町が指定する医療機関で接種する場合  予診票を提出して接種し、窓口で負担金1,500円を支払ってください。免除決定通知書をお持ちの方は窓口で提出してください。 A指定する医療機関以外で接種する場合  事前に保健センターで申請してください。依頼書と予診票で接種し、接種費用の全額を支払った後、保健センターに領収書等必要書類を提出してください。後日、接種費用から負担金1,500円を差し引いた額を口座に振り込みます。   注意 新型コロナワクチンを接種する前後2週間は予防接種ができません。接種日にご注意ください。 新型コロナウイルス予防接種(定期) 助成期間 令和7年10月20日から令和8年1月31日 対象者 接種日年齢65歳以上または60歳以上で心臓等に障害を有する人 費用 4,000円を負担 ただし、住民税非課税世帯・生活保護世帯は全額助成 回数 当該年度に1回 接種方法 10月中旬、対象者に予診票(黄色)を発送します。 @町が指定する医療機関で接種する場合  予診票を提出して接種し、窓口で負担金を支払ってください。免除決定通知書をお持ちの方は窓口で提出してください。 A指定する医療機関以外で接種する場合  事前に保健センターで申請してください。依頼書と予診票で接種し、接種費用の全額を支払った後、保健センターに領収書等必要書類を提出してください。後日、接種費用から負担金を差し引いた額を口座に振り込みます。   注意 新型コロナワクチンを接種する前後2週間は予防接種ができません。接種日にご注意ください。 ※町内指定医療機関は案内文書で確認してください。郡内・姫路市内の指定医療機関名はお問い合わせください。 ---------- 第68回 町のせんせい『健康ひとことコラム』 『病気の手前』 橋本じゅん整形外科  はしもと じゅん 先生  最近、〇〇フレイルと言う言葉をよく耳にします。病気や介護の手前と言う事です。手前ですから、予防ができます。まずは、身体を動かすこと。長く座っていると、姿勢が悪くなり、足腰が弱くなって、痛みや筋力低下を来たします。用事がないと、座ってテレビを見たりしますが、コマーシャルの時間に立って足踏みや膝の屈伸運動をしましょう。  次に人と会話することが大切です。女性は友達と喋ったり、食事に行ったり、会合にも出かけるので会話の機会は多くあります。一方、男性は友達が少なく、食事にもあまり出かけません。デイサービスにも行きたがらない人も多いです。だから一人でパソコンをしたり、テレビを見ていることが多くなります。会話をしないと、脳の働きが悪くなり、口や喉の働きが衰えます。また会話がないと笑えません。笑うことは身体に大変いいことです。  もう一つは健康的な食事や生活を送ることが大切です。食事では、お菓子やジュースなど糖分の多いものや、ソーセージやハムなどの加工食品を多くとることは、控えましょう。また食事を作ることは、買い物に出かけて、栄養のバランスを考え、作ったり片付けたりの手順を考えることで脳を鍛えることにもなります。特に男性は料理をするのが、いいのではないでしょうか。生活では、外へ出て社会とのつながりを持つことが大切です。要するに孤立化しないこと。ポイントはおしゃれです。外見がよければ、自信につながり外へ出ようという気持ちを後押ししてくれます。  誰だって歳を取れば、弱ってくるのは当然です。ゆっくりと老化して行けるように、運動して、会話して、食事と生活に気を付けて人生を楽しみましょう! 写真=はしもと じゅん 先生