広報ふくさき 令和7年(2025年)12月号 8ページ ---------- 生活科学センターだより 不要なお皿の買い取りのはずが大切な貴金属も強引に買い取られた! 訪問購入のトラブルが増えています  購入業者が自宅に来て物品を買い取る、いわゆる「訪問購入」に関する相談が全国の消費生活センター等に寄せられており、ここ数年増加しています。契約当事者が60歳以上の割合が全体の8割近くを占めているという特徴があり、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。  訪問購入については、特定商取引に関する法律においてルールが定められていますが、相談の内容をみると、ルールを守らない購入業者によるトラブルが生じています。 【事例1】  被災地支援のため寄附できる物はないかと言われ訪問を承諾したが、とにかく家に上がろうとする。 【事例2】  断ってもしつこく勧誘され、長く話し込んで個人情報を話してしまった。 【事例3】  皿だけのはずが、売るつもりのない貴金属まで強引に買い取られてしまった。 【事例4】  断ってもしつこく居座られ、二束三文で貴金属を買い取られてしまった。 【事例5】  クーリング・オフ後返品してもらったが、指輪が2つ足りない。 ★相談事例からみる特徴と問題点 1、電話であの手この手で来訪の承諾を得ようとする。 2、突然訪問してきてしつこく勧誘し、とにかく家に上がろうとする。 3、購入業者名や、どの種類の物品について訪問購入の勧誘をするか告げていない。 4、売るつもりがなかった物品も強引に買い取られる。 5、物品名や価格を具体的に記載した書面を渡されない。 6、消費者はクーリング・オフ期間中、物品の引渡しを拒むことができることを伝えていない。 ★消費者へのアドバイス ◎購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。 ◎突然訪問してきた購入業者は、家に入れないようにしましょう。 ◎購入業者の名称、買い取ってもらう物品の対象を事前にしっかり確認しましょう。 ◎買い取りの勧誘を承諾していない貴金属の売却を迫られたら、きっぱり断りましょう。 ◎購入業者から交付された書面をしっかり確認しましょう。 ◎クーリング・オフ期間内は、購入業者に物品の引渡しを拒むことができます。 ◎トラブルになった場合や不安がある場合は、消費生活センターに相談しましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977 秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 手づくり味噌教室 要申込 ※福崎町在住・在勤者に限ります。いずれか1日にお申し込みください。 要申込 第1回 1月24日(土曜日) 生活科学センター 先着12人 第2回 1月30日(金曜日) 保健センター 先着10人 第3回 2月5日(木曜日) 保健センター 先着10人 第4回 2月21日(土曜日) 生活科学センター 先着12人 時間 いずれも午後1時から午後3時30分頃 講師 福崎町いずみ会 参加費 2,000円程度(当日集金) 持ち物 エプロン、三角巾、マスク、味噌約3.5キロが保管できる容器 申込期間 12月18日(木曜日)から25日(木曜日) 申し込み先 生活科学センター(電話22−2939/月曜定休) ---------- 姫路年金事務所による「年金出張相談」開催 日時 1月15日(木曜日)午前10時から午後3時、1月6日(火曜日)までに事前予約が必要です 場所 サルビア会館 2階 講義室 対象者 神崎郡内に住民票がある人 持参物 年金手帳・年金証書・マイナンバーのわかるもの、本人確認書類、その他相談内容により必要な書類 申し込み・問い合わせ先 ほけん年金課(内線379)