広報ふくさき 令和8年(2026年)7月号 7ページ ---------- 生活科学センターだより 副業のはずが詐欺被害?!「簡単」「絶対」「高収入」は危険信号  近年、SNS等で「簡単」「絶対」「高収入」を謳った副業広告を目にする機会が増えています。一方で、「軽い気持ちで応募したらトラブルに巻き込まれた」との相談が、学生、会社員、主婦など、幅広い層から寄せられています。 【事例1】  内職を探していたらスマホで「自宅で簡単」という副業広告を見つけメッセージアプリ経由で申し込んだ。指示どおり動画のスクリーンショットを送信すると1件あたり数百円が入金された。さらに、事前に送金すると高額報酬が得られる作業を案内され、指定された口座に現金を振り込んだ。報酬を引き出せたのは最初だけで、その後もさまざまな理由で送金をさせられたが出金できず、詐欺だと気づいた。 【事例2】  「絶対稼げる」というSNS広告を見て、教材販売の副業に応募した。担当者とウェブ会議アプリで繋がり、仕事を始めるには教材の購入が必要だと言われた。高額で躊躇したが「必ず元が取れる」と半ば強引に勧誘され契約をした。数か月が経つが未だ収入は得られていない。 【事例3】  「短時間で高収入」という副業サイトの広告が目に留まりタップすると、投資会社を名乗る男性とメッセージアプリで繋がった。指定された投資アプリをダウンロードすると、会社から50万円が入金され翌日150万円になった。儲け分100万円を出金するには登録料50万円が必要と言われ、案内された消費者金融で50万円を借りて支払ったが、出金できないまま連絡が取れなくなった。  副業詐欺の被害は年々増加しており、【事例1】のタスク(作業)型だけでなく、【事例2・3】のように副業のはずが高額な情報商材の購入や投資を装った詐欺の被害に繋がるなど、手口も巧妙化・多様化しています。 ■副業詐欺から身を守るために知っておきたいこと 【副業詐欺の特徴】 ◎楽に稼げることを強調した広告で誘因する。「簡単」「絶対」「高収入」など極端な表現を使う。 ◎会社の実態がない。連絡はSNSやメッセージアプリに限定され、会社情報が曖昧である。 ◎仕事内容や報酬体系を明確にしない。「指示に従えば儲かる」ことを強調。不審なアプリをインストールさせる。 ◎段階的に信用させる。最初は報酬を支払って安心させる。 ◎金銭を要求する。仕事を始める前に初期費用や登録料など、さまざまな理由をつけて請求する。 【被害を防ぐための対策】 □すぐに契約をしない。強引な勧誘や契約を急がせる場合は危険。きっぱり断るか、冷却期間を置いて第三者に相談しましょう。 □会社情報を確認する。会社名、所在地、電話番号、法人登録の有無などをチェックしましょう。 □安易に個人情報を教えない。特に免許証などの身分証明書や金融機関・クレジットの情報提供は慎重に行いましょう。 □金銭の要求に応じない。報酬をもらうためにお金を支払うことの違和感に気づきましょう。 ★不審と感じた場合や被害に遭った場合は、警察や消費生活センターなどに相談しましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。