広報ふくさき 令和8年(2026年)8月号 7ページ ---------- 生活科学センターだより ---------- 令和7年度兵庫県内の消費生活相談状況  兵庫県内の令和7年度消費生活相談状況が発表されました。相談件数が前年から13パーセントも増加しており、神崎郡内も増加率や内容は、ほぼ同じ状況です。 1 契約当事者年代の状況  苦情相談における契約当事者の年代をみると、60歳以上が全体の45.5パーセントを占め、苦情相談に占める高齢者の割合は増加傾向にあります。 2 定期購入トラブルが増加  定期購入に関する相談は、前年度の約1.4倍です。  定期購入とは、同じ商品やサービスを定期的に購入することです。消費者にとっては、毎回注文しなくても、定期的に商品が届くのでとても便利です。  しかし、販売業者等の誤認させるような表示(「初回」「お試し価格」)などにより「1回限り」と誤認して申込み、1か月後に同じ商品が定価で届くというトラブルが多くなっています。  特に化粧品が前年度の約2倍、次いで健康食品で、この2品目で約9割を占めています。また年代別では60歳以上が65.4パーセントと、高齢者がトラブルに遭うケースが多く見られます。 3 通信販売が全体の約4割  通信販売(インターネットや電話、ハガキで申し込む)で商品等を購入しトラブルになったケースが最も多く、前年度から約2割の増加となりました。  前述の定期購入トラブルのほか、「ネット広告を見て商品を発注したら、届いた商品は広告とは異なる粗悪品だった」「インターネットで商品を購入し代金を先払いしたが商品が届かず、販売業者から『欠品しているので〇〇ペイで返金する』と連絡してきたが返金がない」など詐欺的な相談が多数寄せられました。中には〇〇ペイでの返金を案内され、指示どおりにスマホを操作した結果、逆に送金させられる被害もありました。 4 依然として多い「もうけ話」に関するトラブル  「簡単にもうかる投資」や「スキマ時間に稼げる副業」など「もうけ話」に関する消費者トラブルが依然として多く寄せられています。インターネット広告をきっかけとして契約に至るケースが多く、高額なサポート費用を請求され消費者金融で借り入れて業者に支払ってしまう事例もあり、若年層では消費者金融での借り入れ、中高年層では高額化の傾向が見られます。 5 その他の事例 ■クレジットカードの利用明細に身に覚えのない料金があった。 ■「自宅でインターネットを使う時にワイファイ回線につなげば、電話料金が安くなる」と電話があり、契約したが安くならなかった。 ■夜にトイレが詰まり、「2,000円から」という修理サービスの広告を見つけて電話をかけた。作業後約20万円請求され支払った。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。