広報ふくさき 令和8年(2026年)10月号 26ページ ---------- 保健センターだより 462号 ---------- インフルエンザ・新型コロナウイルス予防接種のお知らせ 1歳から中学3年生までのお子さんを対象にインフルエンザ予防接種、65歳以上の高齢者を対象にインフルエンザ及び新型コロナウイルス予防接種費用の助成を行います。 インフルエンザ予防接種は、インフルエンザにかかる可能性を減らす、かかっても重症になることを防ぐことが期待されています。予防接種を希望する人は、インフルエンザが流行する前の12月中旬ごろまでに接種しましょう。助成回数は当該年度に1回です。 また、新型コロナウイルス予防接種が定期化され、高齢者等を対象に毎年度秋冬に1回公費負担で予防接種が受けられるようになっています。 子どもインフルエンザ(任意) 助成期間 令和8年10月1日から令和9年1月31日 対象者 1歳(接種日年齢)から中学3年生まで 費用 2,000円を上限に助成、差額を負担 ※生活保護世帯のお子さんは全額助成 回数 当該年度に1回 接種方法 「子どもインフルエンザ予防接種助成金(代理受領委任払)申請書兼請求書」・予診票(裏表1枚)を郵送しています。 �@町が指定する医療機関で接種する場合  申請書と予診票を提出して接種してください。支払いは、本来の接種費用から助成額2,00円を差し引いた額となります。 �A指定する医療機関以外で接種する場合  接種費用の全額を支払った後、領収書等必要書類を添えて、保健センターで手続きをしてください。後日助成額2,000円を口座に振り込みます。 高齢者インフルエンザ(定期) 助成期間 令和8年10月19日から令和9年1月31日 対象者 接種日年齢65歳以上または60歳以上で心臓等に障害を有する人 費用 1,500円を負担。ただし、住民税非課税世帯・生活保護世帯は全額助成 昭和23年9月17日から昭和24年9月16日までにお生まれの77歳の人は、インフルエンザのみ全額助成します(免除申請不要) 接種方法 10月中旬、対象者に予診票(水色)を発送します。 �@町が指定する医療機関で接種する場合  予診票を提出して接種し、窓口で負担金1,500円を支払ってください。免除決定通知書をお持ちの方は窓口で提出してください。 �A指定する医療機関以外で接種する場合  事前に保健センターで申請してください。依頼書と予診票で接種し、接種費用の全額を支払った後、保健センターに領収書等必要書類を提出してください。後日、接種費用から負担金1,500円を差し引いた額を口座に振り込みます。   注意 新型コロナワクチンを接種する前後2週間は予防接種ができません。接種日にご注意ください。 新型コロナウイルス予防接種(定期) 助成期間 令和8年10月19日から令和9年1月31日 対象者 接種日年齢65歳以上または60歳以上で心臓等に障害を有する人 費用 4,000円を負担 ただし、住民税非課税世帯・生活保護世帯は全額助成 回数 当該年度に1回 接種方法 10月中旬、対象者に予診票(黄色)を発送します。 �@町が指定する医療機関で接種する場合  予診票を提出して接種し、窓口で負担金を支払ってください。免除決定通知書をお持ちの方は窓口で提出してください。 �A指定する医療機関以外で接種する場合  事前に保健センターで申請してください。依頼書と予診票で接種し、接種費用の全額を支払った後、保健センターに領収書等必要書類を提出してください。後日、接種費用から負担金を差し引いた額を口座に振り込みます。   注意 新型コロナワクチンを接種する前後2週間は予防接種ができません。接種日にご注意ください。 ※指定医療機関は案内文書で確認してください。郡内・姫路市内の指定医療機関名はお問い合わせください。 ---------- 第74回 町のせんせい『健康ひとことコラム』 『世界アルツハイマー月間』 よしだクリニック まつだ たかゆき 先生  9月は世界アルツハイマー月間、9月21日世界アルツハイマーディです。  それに因んでこれまで多くの認知症患者を診てきた中で感じる事を記してみました。  認知症治療は、大きく4つの時期に分かれると考えられます。1980年代迄、痴呆と言われ、社会から隔離し精神科が診るという考え方でした。1990年代にはアルツハイマー病の治療薬が認可され、精神科以外でも診療する疾患になり、2000年代になると認知症と名称が変わり、患者の尊厳を重視したケアが強く推奨されるようになりました。2020年代になりアルツハイマー病の原因物質に対する抗体薬が認可され、新たなステージに入りましたが、残念ながら現時点では限られた医療機関でしか行えない治療です。  私は、1990年代の治療薬認可を機に認知症治療に携わるようになりましたが、治療に「手ごたえ」を感じるようになったのはケアを指導するようになってからです。まずは患者さんの立場に立って考えてみましょう。感情は認知症の方も同じです。毎日のように「こんな事出来ない?」「また忘れてる」と言われたら?認知症の方は日々そういう思いをし、心を閉ざし、認知症は悪化します。言動・行動にも何某かの考え、思いがあることを理解し、頭ごなしに怒ったり、否定したりしない。闇雲に間違えを指摘しない。また何でも代わりにしたりしない。一方で、全て任せるのではなく失敗体験を減らすよう縁の下の力持ち的に介助する、といった心掛けが大切です。簡単な事ではありませんが。最先端の治療薬は未だ将来に向けての実験的な段階であり、暫くは90年代からの治療薬とケアが中心であると私は考えています。  文豪、夏目漱石の命を奪った胃潰瘍は現代なら薬で治る病気です。認知症もそうなる事を願っています。 写真=よしだクリニック