広報ふくさき 令和8年(2026年)11月号 10ページ ---------- 神崎郡消費生活中核センターだより 占いサイトのトラブルにご注意  夜の時間が長くなる季節、スマートフォンを何気なく眺めていると、占いやIQテスト、性格診断などの広告に目がとまり、興味をひかれたことはありませんか。近年、こうした占いや鑑定のサイト・アプリ(以下、占いサイト等)の利用に伴うトラブルが増えています。被害を未然に防ぐために知っておきたいトラブルの実例とその手口を紹介します。 全国の消費生活センターに寄せられた相談事例 【事例1】無料鑑定のはずが、「宝くじに当選する」と言われ高額の支払いに  メッセージアプリで見た「無料鑑定」の広告から占いサイトに利用登録した。 鑑定士から「あなたは特別な強運の持ち主」「宝くじの高額当選に導く」とのメッセージが届き、金運パワーを高めるために無料期間を過ぎた後も有料のやりとりを続けた。メッセージ送信に必要なポイント購入のために銀行口座振込で総額100万円を支払ったが、いつまでたっても高額当選の結果が出ないので騙されている と気がついた。返金してほしい。 【事例2】1回だけの利用のはずが、いつのまにかサブスク契約に SNSの広告で知った診断サイトで「IQテスト」を受けたら、診断結果を見るためには100円が必要だと表示された。無料だと思っていたが、低額だったのでクレジットカードで決済した。数か月後、クレジットカードの利用明細を見たら毎月5,000円が決済されており、サブスクリプション(自動継続)契約になっていることに気がついた。海外の会社で、解約の方法がわからない。  多くは、インターネット検索やSNSの広告、スマートフォンに届いたSMSやメールをきっかけに占いサイト等にアクセスしたことから始まっています。広告で「無料」をうたっていても、最終的に高額な支払いや意図しない有料契約などのトラブルに発展する事例が後を絶ちません。違和感に気づいてやめようと思っても、「鑑定士」を名乗る人物から不安をあおる言葉で引き止められたり、解約方法が分からなかったりして、支払いを継続させられる手口が目立っています。 トラブルを防ぐためのアドバイス ・「無料鑑定」「無料診断」にはご用心:無料・低額だからと気軽に個人情報やクレジットカード番号を入力しないようにしましょう。 ・会社情報と利用規約を確認する:占いサイト等を運営する会社の情報と利用規約を必ず確認しましょう。決済ボタンを押す前に、サブスク契約の条件が隠れていないか注意しましょう。 ・占い師や鑑定士の言葉をうのみにしない:自分だけだと思わせるメッセージも実際は多数の消費者に送信されています。安易に返信しないようにしましょう。 ・やりとりの内容や支払いの証拠を残しておく:鑑定士とのメッセージのやりとりや決済画面のスクリーンショット、振込明細票などは保存しておきましょう。 ・クレジットカードの利用明細を毎月確認する:不審な継続請求がないかを定期的にチェックしましょう。 困ったときは消費生活センターへ  少しでも不審に思ったり、トラブルに遭ったと感じたら、一人で悩まず早めに消費生活センターにご相談ください。 神崎郡消費生活中核センター(生活科学センター内)(電話22−4977)  受付 火曜日から金曜日 午前9示から午後4時(月曜日休館) 消費者ホットライン(局番なし188)  受付 平日 午前9時から午後5時、土日祝日 午前10時から午後4時