町長コラム11月号

市街化調整区域の規制緩和について

　去る、10月1日、県内12町長が参加する斎藤兵庫県知事への要望会がありました。フリートークの時間が設けられ、各町の思いを知事に伝えることができました。私は、市街化調整区域の規制緩和についてお願いをしました。
　福崎町も他市町と同様に人口減少、少子・高齢化が課題となっています。市街化区域内の人口は微増ですが、市街化調整区域の人口は大きく減少しており町全体では減少傾向となっています。兵庫県は市街化調整区域の土地利用に関する課題を解決するために、いち早く特別指定区域制度を創設、運用されています。けれども、市街化調整区域にお住まいの方からは「自己所有地に家が建てられない」「空き家が増えてきた」などの声が寄せられています。知事には地域活力の向上や、人口減少対策として、より一層の規制緩和と制度の見直しを進めてほいと要望いたしました。福崎町と同じ悩みを抱えた町がほかに2町ありました。知事からは検討を進めていきたいとのご返事をいただきました。