町長コラム10月号

このページには、広報ふくさきに毎月掲載している町長コラムを転載しています。

 

福崎町消防団

 

　福崎町消防団は、9月15日に総理大臣官邸で「防災功労者内閣総理大臣表彰」（防災思想の普及の分野）を受賞しました。

　この賞は、福崎町消防団が長年取り組んできた田原小学校との合同防災訓練や同校3年生を近隣の消防ポンプ庫に招いての体験型の見学会、各小学校に出向いての心肺蘇生法講習会など、地域に密着した啓発活動が住民の防災意識の普及などに貢献したと認められ受賞したものです。日頃から熱心に取り組まれている消防団活動の功績が評価され大変うれしく思っています。

　また、福崎町消防団（庄分団）は全国消防操法大会に3大会連続で出場し、優勝1回、準優勝2回の輝かしい成績を収め、全国の消防団から注目を集める存在となっています。ただ、消防団がこれからも安泰かといいますと難しい時期に差し掛かっているといえます。福崎町においても少子高齢化の波が押し寄せ、就学、就職、結婚を機に町外に生活の場を移す若者も多く、各集落では新たな団員の確保に苦慮していると聞いています。

　今年は「消防団あり方検討委員会」を設置し、有識者をはじめ委員の皆様には今後の消防団のあり方や地域防災のあり方を検討いただくこととしています。

　これからも消防団へのご支援をよろしくお願いいたします。