町長コラム12月号

平和と戦争

　今年も残すところ1か月足らずとなりました。今年はスポーツ界が大いに盛り上がった年ではなかったでしょうか。サッカー、バスケットボール、バレーボールなど日本勢が大活躍でした。極めつきは野球です。大谷翔平選手がアメリカ大リーグで2回目のMVPを獲得しました。もう一つは阪神タイガースの優勝です。地元関西でのオリックスとの日本シリーズは球史に残る名勝負であったと思います。また、サッカーではヴィッセル神戸がJ1リーグで初優勝しました。これらのことは日本が平和であるからこそ享受できる世界なのだと思います。
　その一方で、令和4年2月に始まったロシアとウクライナの戦争は終わりが見えません。この戦争の影響による物価高、原材料費の高騰は今も続いています。さらに、今年10月にはパレスチナの武装組織ハマスがイスラエルを攻撃しましたが、イスラエルが反撃し戦闘が続いています。子どもやお年寄りが巻き添えになる映像をテレビやSNSで見ると胸が張り裂けそうになります。
　世界の指導者は今こそ知恵を出して、これらの紛争の沈静化を図っていただきたいと心から願っています。