児童虐待

　改正児童虐待防止法により「体罰は許されないものである」ことが法制化されました。虐待防止のためにいかなる体罰も禁止されました。体罰や暴言によって、子どもを傷つけることがないようにしましょう。保護者を罰したり追い込むことを意図したものではなく、「体罰等によらない子育て」を社会全体で推進していくことを目的としています。
子どもの健やかな育ちを応援する子育てについて一緒に考えていきましょう。
　体罰が繰り返されると、子どもの心身にダメージを与え、成長・発達にさまざまな悪影響を及ぼすことが科学的にも明らかになっています。

　子育てに不安や悩みを感じたり、しつけに困ったときは、ひとりで抱え込まずに、周囲の信頼できる人や子育て支援センターや幼児園、小中学校、ふくさきっこステーションなどに相談しましょう。

・殴る、蹴る、叩く
・投げ落とす、激しく揺さぶる
・やけどを負わせる
・溺れさせる、首を絞める
・縄などにより一室に拘束する　など

・性器などをさわろうとする
・こどもに性的行為を求める
・性的行為を見せる
・性的な写真の被写体にする　など

・「生まれてこなければよかった」など、言葉の暴力
・きょうだい間の差別
・無視する
・こどもの目の前で家族に対して暴言をふるう（面前DV）　など

・病院につれていかない
・食事を与えない
・置き去りにする
・ひどく不潔にする
・自動車の中に放置する　など

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」（別ウインドウで開く）

• 虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
• 「児童相談所虐待対応ダイヤル「189」」にかけるとお近くの児童相談所につながります。
• 通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。

ふくさきっこステーション（保健センター）

　子どもに関する総合相談窓口です。

　電話番号　0790-22-0560

緊急時は

福崎警察署　電話番号　110　又は　0790-23-0110

兵庫県姫路こども家庭センター（別ウインドウで開く）

　電話番号　079-297-1261

電話をする際は、「もし違ったらどうしよう」「児童虐待かもしれないけど、確信が持てない・・・」とためらってしまうかもしれません。しかし、連絡する方が虐待かどうかを判断する必要はありません。連絡がなければ、もし虐待があった場合、こどもはその被害を受け続けます。早期発見できれば、問題が大きくなる前に解決できます。児童虐待は社会全体で解決すべき問題です。虐待のサインを少しでも感じたら、ためらわず連絡してください。