
西暦2013年は、奈良時代の和銅6年(713)に朝廷より風土記の編さんが命じられてから1300年目の年にあたります。 本展ではそれに先がけて、10月20日(土)から11月25日(日)まで、現存する5つの風土記のうちのひとつである『播磨国風土記』の中の「神前郡」にスポットをあててご紹介します。
「神前郡」は、当館のある福崎町が領域に含まれていました。 そこで、「神前郡」条に登場する6つの里と、それらにまつわる伝承などを展示し、柳田國男の兄である井上通泰の著した『播磨国風土記新考』などから、登場する比定地についても検証していきます。
また、古代の福崎のみならず、中世や近世・近代の福崎のようすも資料を通してご紹介し、福崎の歴史をより詳しく知っていただく機会となることを願っています。
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