町長コラム8月号
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- ID:5309
このページには、広報ふくさきに毎月掲載している町長コラムを転載しています。

県広報紙「県民だよりひょうご」7月号
『妖怪と写真が撮れる町』
7月1日の新聞折込みに兵庫県広報紙7月号が入っていました。よく見ると福崎町の妖怪たちが一面を飾っていたのでびっくりしました。2ページ目からはひょうごフィールドパビリオンなどの記事で県内8か所が紹介されていましたが、何とその一番目が「柳田國男と妖怪の町を環境にやさしい乗り物で巡ろう」となっているではありませんか。
ひょうごフィールドパビリオンは来年の大阪・関西万博に向けた兵庫県独自の施策で、県内各市町の観光資源をパビリオンに見立てて国内外からお客様を呼び込み、見て、学び、体験していただく取り組みです。
福崎町は日本民俗学の父、柳田國男先生の生誕の町です。先生の生家をはじめ柳田國男・松岡家記念館や先生ゆかりの大庄屋三木家住宅などがあります。先生は日本で初めて「民俗学」を創始し、妖怪を体系的に研究された方で、先生の著書を参考に池から飛び出す河童のガジロウや妖怪ベンチを制作したところSNS上でも人気となっています。ガジロウが誕生する前の観光入込客数は25万人弱でしたが今では年間70万人を超えるまでになりました。
福崎町には他にも県内八景の七種の滝、沙羅の花で有名な應聖寺、神積寺など見どころがたくさんあります。
おもてなしの心でお客様をお迎えしたいと思います。