町長コラム10月号
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このページには、広報ふくさきに毎月掲載している町長コラムを転載しています。
第515回福崎町議会定例会
手話で優しいまちづくり
福崎町手話言語条例が9月議会で議決されました。この条例の制定のきっかけは昨年開催した第1回手話ダンス甲子園です。
初めて手話ダンスを観たときは、アートの大きな力に感動しました。そして、障がいや性別、国籍などに関係なくだれでも参加できる手話ダンスには共生社会の実現に向けて貢献する力があると強く感じました。先月22日に第2回全国手話ダンス甲子園決勝大会をエルデホールで開催しました。全国の予選大会を勝ち抜いた23チームによるパフォーマンスが披露されました。私は審査員として参加しましたが、あらためて手話ダンスに魅力を感じました。
この条例では「手話で日常生活が送れること」、「手話を言語だと社会に浸透すること」を基本理念として3つの基本方針を掲げています。
ろう者はもちろん、聞こえる人にとっても手話が必要な言語として浸透できるように、誰もに優しい共生のまちづくりを皆さまと力を合わせて進めていきたいと考えています。