町長コラム1月号
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- ID:5509
このページには、広報ふくさきに毎月掲載している町長コラムを転載しています。

あけましておめでとうございます。
皆様には令和7年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、全国消防操法大会が宮城県で開催され、小型ポンプの部に福崎町庄分団が兵庫県代表で出場し、みごと準優勝を収めました。たゆまぬ訓練の成果であり、福崎町の安全安心を守るため日夜努力している福崎町消防団に心から感謝とお礼を申し上げます。
また、手話言語条例を昨年10月1日から施行しています。ろう者はもちろんですが、聞こえる方にとっても手話が大切な言語であることを広く周知し、誰もが安心して暮らしていける町を築いていきたいと考えています。
手話言語条例制定のきっかけは、全国手話ダンス甲子園です。昨年は第2回大会をエルデホールで開催しました。手話ダンスは障がいのあるなし、性別、国籍、年齢にかかわらず、誰もが参加できます。手話とダンスが一体となったエネルギーは観る者を惹きつけ、感動を呼び起こします。今年もエルデホールでの開催を予定していますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
今年は日本民俗学の父 柳田國男先生の生誕150年にあたる記念の年です。柳田國男先生の顕彰に改めて取り組みたいと考えています。著書『故郷七十年』に「私の家は日本一小さい家だ」と記されています。福崎町にはその生家や柳田國男・松岡家記念館、先生が幼い頃に預けられた大庄屋三木家などがあります。また、先生が体系的に研究された妖怪たちは福崎町のPRに大きく貢献してくれています。
今年は、大阪・関西万博が大阪夢洲で開催されます。多くの外国人の方々が関西にお越しになりますが、妖怪好きの方も多いと聞いています。兵庫県内の市町では、さまざまなフィールドパビリオンが開催されますが、国内外を問わず、福崎町まで足を運んでいただいた方々をおもてなしの心でお迎えしたいと思っています。
結びに、皆様にとって実り多い年となりますように祈念いたしまして、年頭のあいさつとさせていただきます。