町長コラム2月号
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このページは、広報ふくさきに毎月掲載している町長コラムを転載しています。

福崎町消防団出初式
阪神・淡路大震災から30年
今年は阪神・淡路大震災から30年の節目の年にあたります。
令和7年1月17日、兵庫県公館で天皇、皇后両陛下をお迎えし、1・17の集いが開催されました。私は別の会場(HAT神戸)での追悼式典に出席させていただき、6434人の犠牲者の方々に哀悼の意を捧げました。
阪神・淡路大震災は近代都市における直下型地震で、未曽有の被害が発生しました。震災発生後30年がたち、この震災の年に生まれた人がもう30
歳となり、震災体験のない世代も増えましたが、その後も東日本大震災など日本各地で大きな地震が発生しています。
元日の神戸新聞にこのような記事が載っていました。「戦後80年間で日本で起きた震度6弱以上の地震のうち約9割が阪神・淡路以後に起こっている。日本列島は阪神・淡路大震災以降、地震の活動期に入ったとする見方がある」というものです。福崎町で起こると想定されている地震は、南海トラフ地震で震度5強、山崎断層帯地震で震度6弱です。
その他にも気候変動の影響で台風は大型化し、集中豪雨が激甚化、頻発化しています。
こういった自然災害に対する備えをしっかりとしていかなければならないと感じています。
皆さんは、まず自分や家族の命を守ることが大切です。地震が発生したらどうするか、大雨が降ったらどう行動するか、今から考えていてほしいと思います。