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あしあと

    地震はこうして起こる

    • [公開日:]
    • ID:470

    プレートのひずみが原因

     地球は、内殻、外殻、マントル、および地核からなります。このうちマントルの部分が地震の原因を作るとされています。マントルは岩石ですが内部にいくほど高温になっているため、非常に長い時間的スケールでみるとマントル対流という大規模な流れを起こしています。
     内部の高温の物質が海洋底の海嶺から地球表面にわきだし、冷えて10km~100kmの厚さのプレートになり、マントル対流に乗って年に数cmずつ移動しています。これが海底を形づくっている海のプレートです。この海のプレートが陸地を形づくっている陸のプレートと衝突すると、海のプレートの方が重いため陸のプレートの下に潜り込んでいきます。これにより陸のプレートが引きずりこまれ、プレートの境目にひずみのエネルギーがたまります。それが限界に達すると元に戻ろうという力が働き、地震が起こります。これが海洋型地震です。
     また、これらの蓄積されたひずみのエネルギーがプレートの境目で解消されるだけでなく、プレート内部でも変形が生じて断層(土地がずれてできるくい違いのこと)ができ、地震が発生します。これが内陸型地震です。

    地震が発生する仕組み

    • 地震はどうして起こるのか
       地震の多くは地球の表面をおおっているいくつかのプレート(地殻)がぶつかり合い、ゆがみが生じることにより発生します。
    • 日本で地震が多い理由
       日本で地震が多いのは、いくつかのプレートが重なり合う場所に位置しているからです。
    地震が発生する仕組み

    震度とマグニチュード

     地震の規模は震度とマグニチュードで表されます。震度はそれぞれの場所での地面の揺れの強さを示します。日本で使われている震度は気象庁震度階級に基づくものでこれまでは8階級で表されていました。しかし阪神・淡路大震災を契機に見直され、平成8年10月からは震度5と震度6をそれぞれ強と弱にわけ、10階級で表されることになりました。
     一方、マグニチュードは地震そのもののエネルギーの大きさを表します。値が1増えると地震のエネルギーは約30倍になります。

    震度とは

     地震による「ある場所」の揺れの程度を表します。かつては、体感および周囲の状況から推定し、震度0~7までの8階級でしたが、阪神淡路大震災以後の平成8年度からは震度計により機械的に計測し、震度0~7のうち震度5と震度6は発生する被害の幅が広すぎるので、「弱」と「強」に分け10階級になりました。