表層地盤のゆれやすさマップ
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図1 表層地盤のゆれやすさ(兵庫県)

「表層地盤のゆれやすさ」とは
地震による地表でのゆれの強さは、主に、震源断層に関する「震源特性」、震源からの地震波の伝播経路に関する「伝播特性」、表層地盤のかたさ・やわらかさに関する「地盤特性」の3つによって異なります(図1)。一般には、地震の規模(マグニチュード)が大きい(震源特性の1つ)ほど、また、震源から近い(伝播特性の1つ)ほど地震によるゆれは大きくなります。しかし、マグニチュードや震源からの距離が同じであっても、表層地盤の違い(地盤特性)によってゆれの強さは大きく異なり、表層地盤がやわらかな場所では、かたい場所に比べてゆれは大きくなります。この効果を、ここでは「表層地盤のゆれやすさ」と表現しています。〔出典:内閣府〕

図2 地震の揺れ(強震動)の伝わり方
※1 盆地で地震波が集中する場所などでは、震源から遠くても大きいゆれとなる場合がある。
※2 地震は断層(震源域)の急激なずれによって生じる。一つの地震でも、震源域では、おおきなずれを生じる場所や小さなずれしか生じない場所がある。
※2 地震は断層(震源域)の急激なずれによって生じる。一つの地震でも、震源域では、おおきなずれを生じる場所や小さなずれしか生じない場所がある。