松岡 鼎

松岡家の長男。万延元年(1860)生まれ。はじめ師範学校に入り、19歳で郷里の昌文小学校長となりましたが、のちに東京帝国大学医科大学別科で学び、医師となって千葉県南相馬郡布佐町(現千葉県我孫子市布佐)に居を構えました。東葛飾郡会議員、県医師会長、布佐町長等となり、地方自治にも大きく貢献しました。

また、幼い弟たちを引き取り、後年の大樹へと養い育て、生涯支え続けたことも、大きな功績であるといえるでしょう。昭和9年(1934)、75歳で没。

◆当記念館収蔵品◆
東京帝国大学医学部聞き取り手書き本、写真など


聞き取り手書き本
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