日頃からの心構え
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災害発生時には、自主防災組織は各家庭と、市町は各自主防災組織と、それぞれ連携を取り合うことが大切です。この3者の円滑な連携プレーによる応急活動が、災害発生時に大きな効果を発揮します。なかでも家庭の役割は大変重要です。家庭内の防災対策を十分に行っていれば、人的被害を著しく少なくすることができます。日頃から、自主防災組織は家庭での防災対策の推進役として各家庭の指導につとめ、家庭では家族で十分に話し合いながら防災対策を整えておきましょう。
最低3日分の食料と水などを備蓄しておこう
災害が起きると、輸送活動に大きな支障が生ずるため食料品などはお金があっても買うことはできません。また、病院自体の被災やけが人が大量に発生することからけがをしても病院ですぐに治療を受けることができなくなります。このため、救援活動が受けられるまでの間、各家庭では家族構成を考えて食料や水を蓄えるとともに、救急医薬品を準備しておくことも必要です。
- 食料(3日分)
主食 米、乾パン、インスタント食品など
副食 漬物、梅干し、佃煮、缶詰など
調味料 みそ、しょうゆ、塩など - 飲料水
1人につき1日3リットルの水を最低3日分
(その他、多目的に使えるよう風呂に水を入れておく) - 救急医薬品
包帯、絆創膏、滅菌ガーゼ、三角巾、体温計、はさみ、ピンセット、傷薬、目薬、解熱剤、かぜ薬、常備薬など - 非常持出品
携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池、現金、貴重品、衣類、タオル、ティッシュペーパーなど
※この他、赤ちゃんのいる家庭では、ミルク、ほ乳瓶、離乳食、おむつ、着替えなどを用意しましょう。
