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    福崎町文化財保存活用地域計画

    • [公開日:]
    • ID:4176

    「福崎町文化財保存活用地域計画」が文化庁の認定を受けました

    「福崎町文化財保存活用地域計画」は、福崎町の多種多様な歴史文化遺産を次世代へ継承していくための歴史文化遺産の保存・活用に関するマスタープランでありアクションプランです。福崎町では令和2年度から計画の作成に取り組んできました。

    この度、「福崎町文化財保存活用地域計画」は、令和4年7月22日(金曜日)に開催された国の文化審議会において文化庁長官に答申され、同日に文化庁長官の認定を受けました。

    福崎町文化財保存活用地域計画について

    1.歴史文化ものがたり

    福崎町内の多種多様な歴史文化遺産を一定のまとまりとして捉え、福崎町の歴史文化の特徴をわかりやすく解説する6つのものがたり(「歴史文化ものがたり」)を設定しました。福崎町の歴史文化の魅力を発信したり、多くの歴史文化遺産を関連付けながら効果的にまちづくりに活かすための手がかりにもなります。

    2.目標と取組

    福崎町の豊かな歴史文化を守り、育み、活かすためには、町民をはじめとした歴史文化の担い手が、歴史文化を大切に思うことが重要であり、さまざまな取組を展開する基礎になります。「福崎町文化財保存活用地域計画」では、そのような担い手の心を育むことを、計画づくりの基本理念としています。

    福崎町名誉町民であり、日本民俗学の父・柳田國男のいう「美しき村」は、この基本理念と相通じるものがあることから、歴史文化遺産の保存‧活用の目標を「“美しき村” を目指す歴史文化まちづくり」とし、福崎町に関わる一人ひとりが町の歴史や文化を大切に思い、みんなで協力して、歴史文化遺産の保存や活用に取り組むことで福崎らしい歴史文化を育みます。

    目標を実現するため、5つの基本方針を掲げ、魅力の底上げをする6つの取組分野ごとの取組と、魅力の磨き上げのための重点テーマでの取組を記載しています。

    地域計画の目標

    柳田國男のいう「美しき村」とは

    「美しき村」は柳田國男が著書『豆の葉と太陽』で用いた言葉です。

    住む人の一人ひとりが、自然との結び合わせや古くからの人々の営みのなかで受け継がれてきたものを大切にする心をもち、村全体が同じ方向を向いる村が「良い村」であり、そのような村がおのずと「美しき村」になっていくのだということを表現されています。 このように、柳田國男のいう「美しき村」は、風景としての見た目の美しさだけでなく、人の心、そして人々が暮らす環境の「良さ(美しさ)」が大切であるということを私たちに伝えています。

     

     

    3.計画期間

    令和4年度(2022)から令和10年度(2028)までの7年間

     

     

    4.計画書ダウンロード

    福崎町文化財保存活用地域計画 資料編

    資料編は、小学校区や自治会の現状や歴史等、これまで福崎町で把握してきた歴史文化遺産を自治会単位で整理したものです。

    歴史文化遺産の保存や活用に取り組むための手がかりにしていただくことを目的に作成しました。

    皆さんの身近にどんな歴史文化遺産があるか確認してみてください。

     福崎町文化財保存活用地域計画 資料編