庚申塔(町指定重要民俗文化財)
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桜地区への東の入り口、山すその少し高いところに石塔がたっています。これが庚申塔で、高さ1m73cm、幅43cm、厚さ20cmの大きさの石の正面に青面金剛をあらわす種子(ウーン)と「庚申塔」という文字が刻まれています。
十干の庚と十二支の申を組合せた暦法の60日ごとに巡ってくる庚申の日には、庚申待という信仰行事が行われます。中国の道教では、人体の中には「三尸(さんし)」という3匹の虫がいて、庚申の日の夜、人が寝ると体内を抜け出し、天帝にその人が60日間に犯した罪過を報告にいき、これをもとに健康や寿命が決まるとされました。そこで、庚申の夜には身を慎んで寝ずにいて、三尸が体内から抜け出すのを防ごうとしました。そして、仲間が集まって庚申講が組織され、「話は庚申の晩」と庚申待の場として庚申堂が設けられました。
市川を挟んだ西側の地域は庚申信仰に関する文化財が多く見られます。その中でも特色ある石塔がこれであり、民俗文化財として貴重なものです。
所在地 福崎町高岡上ノ山1963-5
指定年月日 平成8年4月1日