農作業中の熱中症に注意しましょう!
- [公開日:]
- ID:5764

農作業中の熱中症対策について
夏期の農作業は暑熱環境下の作業が多く、特に気温の高い7月から9月には熱中症事故の発生が懸念されます。
適切な熱中症対策を行い、農作業時の熱中症による健康被害を防ぎましょう!!

農作業中の熱中症対策チェック
○高温時の作業は避けましょう
一般的に70歳以上のかたは、のどのかわきや気温の上昇を感じづらくなります。
日中の気温の高い時間帯は外して作業しましょう。
○単独作業は避けましょう
なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。
○20分おきに休憩&水分補給をしましょう
涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。
のどがかわいていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
(農林水産省 熱中症対策チェックシートから引用)



職場における熱中症対策の強化
近年の猛暑の影響で増加している熱中症の重篤化による死亡災害を防止するため、熱中症のおそれがある作業者を早期に見つけ、その状況に応じ迅速かつ適切に対処することが可能となるよう、事業者に対し、熱中症対策を義務付ける労働安全衛生規則の改正が行われ、令和7年6月1日から施行されます。
この改正により、事業者は熱中症を生ずるおそれのある作業(※)において、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」、「関係作業者への周知」を行う必要があります。
農業現場に沿うよう農林水産省にて作成された『熱中症対応フロー』を添付していますので、ご活用ください。
(※)WBGT(湿球黒球温度)が28度以上または気温が31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間を超えて実施が見込まれる作業

関連リンク
熱中症対策関係資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。