工学部長時代の思い出

「昭和三七年二月に行われた工学部教授会における後任学部長選考の席上で、まったく思いがけないことが起こり、私が第一回の投票で次期工学部長に選出され」

「学部長在任中にいくらかでも役に立つことをしたいと思い、事務局の意見も聞くことにした。結局は私の考えていた事、即ち建物のこと、大学院の改組のことなどで、その他に入学試験のこと、小さいことながら事務の簡素化などが問題であることを知った。」