妻を同伴の海外旅行

「たまたま私は昭和四三年藤原科学財団から藤原賞を受け、その受賞式のパーティーの席上正力松太郎理事長から、この金は長年にわたる苦労に報いるために使えと、妻と私に懇々と申し渡されたのであった。(中略)妻の希望を入れ一緒に世界平を一周することになったのである。」

※美代子氏に、旅行の思い出をおうかがいすると、多くの思い出を語ってくださいましたが、ウィーンでのハプニング、シェーン・ブルン宮殿の華麗さ等、雅夫氏が運鈍根の中で記す妻との思い出と重なり、楽しいひとときでした。

(特別展にあたり行ったインタビューより)