阿弥陀堂(町指定重要文化財 建造物)
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三間三面の宝形造の建物です。現在は鉄板で覆いをしていますが、本来は藁葺きです。この堂の中には天正2年(1574)の銘を持つ阿弥陀如来をまつることから、阿弥陀堂といわれています。この堂の記録は不明な点が多いのですが、束(つか)や斗きょうなどの手法から江戸時代のものと考えられています。
天正2年の銘を持つ仏像をまつる阿弥陀堂としても貴重な文化財となっており江戸時代の仏堂を知る上でも貴重な資料となっています。
現在は解体保存されていますが、解体中に見つかった斗きょうの墨書から、享保3年(1718)に建てられたことが判明しました。
所在地 (解体保存中)
指定年月日 昭和51年4月1日