イチョウ(町指定天然記念物)
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- ID:4768

イチョウほ七種川にかかる七種橋の東端にたたずみ、初夏には新緑、秋には黄葉で目を楽しませてくれます。
樹齢は、約300年と考えられ高さは約24m、目通り幹回りは4.3mをはかりましたが、老木であるため現在は養生処置中で、現在は高さ約15mまで切り下げています。このイチョウは町内で見られるイチョウの中で最大のもので天然記念物と共に保存樹の指定も受けています。
イチョウは植物の中でも種子植物といわれる花が咲いて種で増える植物にあたり、その中でも裸子植物といわれるものの一つになります。
イチョウの花は4月の終りから5月にかけて新葉と共に開花します。イチョウの木には長枝と短枝の区別があり花をつけるのは短枝に限ります。イチョウは精子を持ちそれで授精することが知られています。
種子が大きくなると悪臭を伴います。この実には触れると炎症を起こす成分もふくまれ悪臭と共に嫌がられるところでもありますが、中の実は焼いたり茶碗蒸しの具にしたりして食する楽しみも持たしてくれます。
所在地 福崎町新64
指定年月日 昭和61年4月1日