法成就講(町指定重要民俗文化財)
- [公開日:]
- ID:4758
一般的に「とんど」として知られるものですが、普通「おとう」と呼ばれているのですが、高橋区のものは「法成就講」といわれています。講の目的は地区の祭祀・親睦等を含めて講員の無病息災・五穀豊穣を祈るものです。開講の年代は不明ですが、連名帳の記録では文化2年(1805)が最も古く、それ以前と考えられています。
運営には「おとう」と呼ばれる頭屋が毎年輪番制で選ばれ、食事の端々に至るまで古いしきたりに従って行われていました。
古いしきたりを守り伝えられている行事として、成人の日の前日に行われ、地域の歴史を語る上で貴重な資料となっています。
所在地 福崎町高橋区
指定年月日 昭和58年3月22日