朝谷1号墳(町指定史跡)
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山崎地区の集落西側の七面山付近に所在しています。狐塚と呼ばれる1号墳と2号墳が知られていましたが、現在は1号墳のみ確認することができます。墳形は円墳で、現状では南北14m以上、東西13.2m以上、高さは西側で2.75m、東側で1.75mです。
埋葬施設は横穴式石室をもち、石室の全長は8.4m、高さは中央部で1.63mを測ります。石材は、流紋岩が使用されており、側壁を構成する石は、奥壁側が大きく、開口部側が小さくなっています。
古墳の築造時期は石室の特徴から7世紀前半頃と考えられます。墳丘や石室がほぼ完存しており、旧神崎郡の中でも長い石室を持つ古墳のひとつです。
所在地 福崎町山崎字朝谷
指定年月日 令和3年3月23日